保険として業者さんの飼育箱に載せさせてもらっていたFlow Hive 継箱(昨年ここで報告したもの)を、今季の貯蜜積み増しは見込み薄と判断して、昨日回収してきました。
[Flow Hive 貯蜜状況]
セイヨウミツバチによる貯蜜は正常に行われており、無駄巣かけなどもなく、流蜜期終了後の運搬などハンドリングによる蜜の漏れ出しもなかった。貯蜜に関して効能書きに偽りなしと判断しました。
Flow Hive を使いこなせるかどうかは、飼育箱の蜂の管理がちゃんとやれるか否かにかかっていると言えます。
採蜜に関する使い勝手は今後順次報告します。
継箱には保安要員が居た程度。Flow Hive6枚すべてに、部分的に、蓋掛け貯蜜がなされていた。巣門から見て左から1〜5枚目までは両面、6枚目は内側面のみ。貯蜜量は、2L/枚x6枚x0.3(貯蜜房蓋掛け率)=3.6L(約5kg)と推定。詳細は添付画像を参照ください。
部分的貯蜜に終わった原因については下記のように診ています。
1)継箱後の蓮華流蜜期間の不足(蓮華→みかんの転地をしなかった)
2) 6月中旬に分蜂を許してしまい(王台見逃し)飼育箱内の貯蜜減、蜂数(減集蜜能力)減少を招いた
3)6枚目外側に全く貯蜜されなかったのは、直下の飼育箱の内壁に無駄巣が掛かり蜂が上に上がる通路を塞いだため